さて、今回は
エイベックス社長(当時)の気紛れで
形骸化したコンプライアンス・ポリシー(法令遵守)を
斬る事とする。尚、中の文にもツッコミを入れる場合は、適宜抜粋する。
今回斬るのは、16ページ目以降である。我が、
のまネコ問題に関する
エイベックス社の対応からツッコミを入れたものである。
● インチキするな。・同業者間や業界団体で、商品又は役務の価格、生産量等についての協議・取り決めをしない。
------------------------------------------------------------
大量の
盗作CDを小売店に売りつけ、返品を拒否してまで
オリコンでの売上枚数操作をやってた事が、既に明らかになっている。もっとも、
オリコンでの売上枚数偽装は、でかい所ならば何処でもやっていると聞いたことがあり、
オリコンの順位は当てにならないと数年前から聞いた事があるため、別段驚くには当たらなかった。
● 弱いものイジメするな。・職務権限などの背景に部下に対して無理難題の強要、私生活への介入等のパワーハラスメントをしない。
------------------------------------------------------------
その割には今回の問題で真実を追究して弾劾した
個人のまとめサイトに
企業ぐるみで法外な圧力をかけたり(
脅迫罪適用範囲)、
マスコミの
偏向報道を狙った圧力は
部下に対する物じゃないから、何処までも許容されると思ってる、それが
エイベックス・クォリティー(苦笑)
● 人の金で遊ぶな。・会社の経費で遊ばない。
------------------------------------------------------------
つまりこの程度の事も
コンプライアンスに含めなければいけないほど
エイベックスは堕落しており、前例が存在していたと曝け出しているようなものである。
● ウソつくな。・ウソやごまかしの報告や伝達をしない。
------------------------------------------------------------
「
モナーを
盗作した」真実を隠して未だに「
のまネコは
オリジナル」と大嘘を吐き続ける。此を誤魔化しや嘘と言わずして何と言えと言うのか?
● 勘違いするな。法令を遵守し、社会規範を尊重する。
・自分達だけが特別だと思って行動するな。
・国内外の法令を遵守しなければならない。
------------------------------------------------------------
常識で考えて、敢えてこの当たり前の文章を
コンプライアンスに加えると言うことは、最初から
グレーゾーンを突っ走ることを宣言しているようなものである。然し、やってる事は完全に犯罪の範疇にある。
自分達だけが特別だと思ってなければ、わざわざ珍作厨を用意して場の混乱を招こうとしたり、問い合わせに対して余りにも杜撰な対応をしたり、不正を弾劾する者に対して多大な圧力をかけたり、挙句に
実名での公開質問状を全面無視したり、チラシの裏に書かれた如きMixiの日記を"謝罪"と称して
マスコミに大々的に報道させる事は
絶対に出来ない。
一般社員に良心の呵責が存在するか否かも疑問視される文章である。
● 無駄使いするな。・不必要なサンプルCD・DVD・ノベリティを大量に作らない。
------------------------------------------------------------
エイベックスの犯した数多くの
盗作は、最大の無駄であり、マイナス要因になれどプラス要因にはなりえない。
● 真似ても盗むな。1.自社の知的財産権を保護し、他者の知的財産権を尊重する。
・会社の著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の知的財産権は適切に利用し、その権利を保全をする。
・他社の知的財産権を無断で使用しない。
2.営業活動において、不正な手段は用いない。
・窃盗等の不正な手段により他社の営業秘密を取得・使用しない。
・不正な手段により取得された物である事、又はその恐れがある事を知りながら、他人の営業秘密を取得・使用しない。
------------------------------------------------------------
これを見る限り、既に真似をすることが前提であるとしか思えない。曲やキャラクターを盗んで
オリジナルと称しても「真似ただけです、盗んでません」と逃げる事は容易く想像がつく。その時点で他者の知的財産権を尊重どころか、完全に踏み躙っている事に気付いていないのだろうか。
のまネコ問題でも、
アスキーアートと言うネット上の
フォークロアの代表的キャラクター「
モナー」を盗んで「
オリジナルの物」と詐称し、グッズ製作を展開している状況は、「真似る」次元を遥かに超越したものである。
数多くの楽曲の
盗作にしても、サビのメロディーやPVが他の丸コピーはゴロゴロある。
エイベックスは
盗作を推奨しているのではないかと疑わざるを得ないのが現状だ。
此でクリエイティブを主張するとは、片腹痛い。「寝言は寝て言え」「盗人猛々しい」とは正にこの事。
● 「力」に頼るな。1.市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力及び団体との関係を持たない。
------------------------------------------------------------
既にこの
エイベックスが、日本国家の国益を脅かす
反社会的団体となっている事、自覚してないのだろうか?
● 抜け駆けするな。・業務遂行上、当社や関係会社または取引先の内部情報を知った場合は、その情報が正式に公表されるまでは、それらの会社の株式・社債等を売買しない。
------------------------------------------------------------
ペーパー企業、
有限会社ZENを作ってその利益を全部奪っている形になっているのはどう説明するのだろうか?此も「無かった事」にするのだろうが…。
● 仲間を裏切るな。1.信用・信頼・名誉を損なう行動や発言をしない。
・お客様・お取引先・株主・同僚・アーティスト・タレント・クリエイター等からの信頼を守る。
------------------------------------------------------------
盗作を繰り返して杜撰な対応を繰り返している時点で
クリエイターや客への信頼は自分で落としているし、イエスマンで無い株主に対しては、例え真実を示して諫言しても途中退席させられる。それが信頼を守る行為か?
「不正を弾劾する事=名誉を損なう行動や発言」だと勘違いしている傾向が非常に強い。だから彼方此方に圧力をかけている。自社に不利な真実を隠蔽する為に。
● チームとしての誇りを。・従業員が安全で働きやすい職場環境を確保すると共に、各従業員の個性を尊重し、一人ひとりが創造性を発揮出来る企業風土を目指す。
・お客様に感動を与える音楽、映像その他様々な商品やサービスの提供により、心豊な社会の実現に貢献する。
------------------------------------------------------------
完全に逆行している企業体制の中で、チームとしての誇りを持つ方が難しい。
大量の
盗作を粗製濫造しているのに、個人の創造性が発揮出来ると思っているのだろうか?
もし、本当に創造性が発揮出来る環境があると言うのならば、こんな問題は起こる筈は無い。しかし、
池田教徒・
松浦真在人社長(当時)をはじめとする
エイベックスの連中のやってる事は、個々の創造性もオリジナリティも無視し、只管数字上の利益の為に内容の伴わない
盗作品を粗製濫造している。
その先にある社会は、
非常に心貧しき社会であり、拝金主義が個々の創造性を破壊した社会なのである。
本当に創造性が強い人間ならば、
エイベックスのような企業体質の腐敗した企業に入らない方が良い。確かに机上の空論は立派だが、やってる事は全く逆で、個々の独創性を破壊するような事ばかりである。もっとも、
ネームバリューだけで企業を選ぶ者は今時いないと思うが…。
我、此処にきっぱりと断言しよう。
エイベックスは紛う事無き
反社会的企業である事を。
2006年12月11日、データ移行とともに多少の追記を施す。
[0回]